$ 0 0 栃木市は、利根川の支流・巴波(うずま)川の舟運によって栄えました。巴波川舟運とは、元和3(1617)年に徳川家康が日光東照宮に葬られた際、御用の荷を栃木町で陸揚げして運んだことに始まり、ここまで舟で運ばれた荷物が陸路で日光や会津へと運ばれていきました。 ゆえに、北関東の物資の集積地となり、豪商が軒を連ね、北関東屈指の商都となったのです。 それでは、商都・栃木の名残を探してみましょう。